「留学生が日本で会社を作ることはできますか?」起業相談。FAQ No.001

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井藤行政書士事務所
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Q「留学生が日本で会社を作ることはできますか?」

私は大学3年在校留学生ですが、日本で経営を勉強しています。
大学卒業後は、できれば、日本で会社を作りたいと思っています。
現在 留学生は会社を作る事が可能でしょうか? 教えてください。


A「会社を作ることは可能ですが、経営を行うには在留資格が必要です」

外国人の方が日本で会社を設立することについては特に制限はありません。
しかし、その会社の経営を日本で行う為には、その為に必要な在留資格(ビザ)が必要です。
必要な在留資格(ビザ)とは、
1)永住者や日本人の配偶者等の我が国での活動に制限のない在留資格 か
2)「投資・経営」と言う在留資格 です
1)を得ていれば、日本人と同様に活動できますが、でなければ、
2)「投資・経営」と言う在留資格を 取得する必要があります
ご質問者は「留学生」とのことですので、 現在の在留資格は「留学」であると推察されますので、
在留資格「投資・経営」が必要となります。
「投資・経営」の在留資格を取得する為には、
「二人以上の常勤職員の確保(二人未満であれば、 年間投資額500万円以上の規模の事業)
「安定・継続が見込まれる事業」であること等の 許可条件があり、
既に日本での就労経験があり その分野で起業する等、 現実にはなかなか取得は難しい資格と思われます。
現実的な方法としては、例えば、日本人パートナーを得て、 当初は、日本人パートナーを取締役とする方法。
あるいは、本国(海外)に会社を設立し、 その支社または現地法人として日本で活動する方法等が 考えられます。
何れにしても、簡単な手続きではありませんので、 実際に起業を検討される場合は、
外国人の会社設立を専門としている行政書士等の専門家に相談されると良い事項だと思います。


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